BARNSTORMER
BARNSTORMER CHINOS
40年代50年代とアメリカ軍物衣料が大量に生産され、後に放出品として流通する。そして60年代70年代のファッションに欠かせない存在になっていく。
当時のチノ御三家といえば、ビルズカーキ、バリーブリッケン、トムソン。すべてスラックス仕立てのコットンパンツだった。1977年バーンストーマーは立ち上がった。アメリカ製品と同じ匂いを日本製品で再現するために。アメリカ製は合理的な考えから特殊ミシンも多かった。ベルトループのミシン、千鳥のミシン、紙タグをつけるミシンなどの特殊ミシン。ミシン探しから始まった。当時は大変な苦労だった。さらに生地の再現と道のりは長かった。
いつしか輸入品しかない売り場はバーンストーマーの製品で埋まっていた。当時の思いを変えることなく、アメリカの匂いを再現し続ける。今では本国アメリカにもなくなってしまった。
日本はまだ職人の技術が残っている。妥協しない日本の精神なら美しいカーブのカジュアルパンツが作れる。実はほとんど誰もやらなかったこと。
究極のカジュアル。
革靴にジャケット合わせるコットンパンツ。
ドレスとカジュアルの中間
本当に価値のあるものを。
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